3月のサンガクシャ

おひなさまの季節です。サンガクシャでも全員の雛人形が並びました。
中央のいわゆる団地雛は、長女淳の初節句に南雄の母ナミが選んだものです。
左側の丸額の立雛の色紙は、もう一人の祖母鈴木信子からのお祝いです。
桃の花活けの前の一刀彫りの小さな立雛はもともと姉のために父が奈良で求めたもので、私の初節句に譲られました。
長女は壇飾り、次女は立雛ときまってしまったようで、うちの次女りりのも真太呂の立雛です。
その左の木彫りの翁と媼も真太呂の作で、姑にプレゼントしたものです。
もうひとつの可愛い壇飾りは乙雄の長女すみれに宮崎の信子おばあちゃまが送ってくださいました。
15人がみんなイヅメ児のようにドングリの殻に座っています。
団地雛の上にかかっているユーモラスな小軸は、私が京都でみつけたすみれへのお祝いです。


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