8月のサンガクシャ

百日紅が咲いて庭は夏の盛りです。
この木はスペインでは「ジュピターの木」と呼ばれており、花は同じですが樹形は違います。
まっすぐな幹から放射状に伸びた枝の先に花をつけるので、巨大な線香花火をさかさに立てたようにみえます。
日本のさるすべりは、幹が傾いて身をさしのべているような形が普通です。
空襲で焼けた大久保の叔母の家の百日紅も客座敷の方へ花の枝を差し出していました。


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